店長様インタビュー 第2回 唐辛子への道 ハクタカ(伊藤店長)様

出店店舗名 唐辛子への道 ハクタカ 会社名 白鷹ソース株式会社
出店モール 楽天市場 店長様 伊藤 惣一
URL http://www.rakuten.ne.jp/gold/hakutaka/

楽天に出店しようと思ったきっかけは、独自でずっと勉強していた【唐辛子】という食材を発売するためでした。

当店は、母体が白鷹ソース株式会社という会社です。
昭和6年に東京の下町、江東区深川で創業いたしました。
社名の通り黒いウスターソースを主に創業し製造販売しておりました。その後、各種タレや漬物の調味液も製造販売するようになりました。私で4代目です。

1998年頃、キムチブームが始まり漬物会社さん向けに大量のキムチの素を製造販売するようになりました。私が工場長の頃、【キムチの素】の需要はさらに伸びましたが、困った事がおこりました。
キムチの主原料である【唐辛子】の品質が安定せず、辛さや色にバラツキ(赤過ぎたり、赤黒くなったり)が生じてまさにクレームと返品の山でした。

世の中のキムチブームで唐辛子の需要が急に伸びたために、良質の唐辛子の供給が追いつきませんでした。いくら輸入商社にお願いしてもなかなか思うような良品質の唐辛子は手に入りませんでした。
これは自力で何とか解決しなければと考えました。

そこからが現在の【唐辛子への道 ハクタカ】の開店につながりました。
唐辛子は、当社の創業商品の【ウスターソース類】にも使用しています。

しかし、使用量が僅かなことから私はその知識がほとんどありませんでした。
これは業者さん任せにせず、【独自で勉強をするしかない】と考えて、唐辛子に関する様々な勉強をしました。世界には約3000種類以上の唐辛子があることがわかり、私達の食しているものはそのごく僅かであることを知りました。

創業昭和6年当時は、今でいう【BtoC】(企業から個人への販売)が中心でしたが、その後、卸売りが中心の【BtoB】(企業から企業への販売)が中心の会社に変貌していました。
私としては、【唐辛子】普及や販売のためには、企業体質を【BtoC】にする必要があると考えました。
そこで、当時マスコミ等で話題になっていた、楽天市場に2004年3月に店舗をオープンしました。

初めは、楽天の担当者に言われるままに、ページ作成やメルマガ作成をおこなってきました。
しかし、当店のスタッフにもHTMLや画像編集、商品撮影をやったことがある人間は全くいなく、思考錯誤の日々でした(涙)。
また、オークションや共同購入、プレゼントなどの企画も何をどうして良いやら全く分からず、売上も上がらず、ページ更新もできず、苦悩の日が続きました(涙)

何度、退店を考えたことか・・・・・(笑)

そんな時、ある方から外部委託という方法を知り、楽天ビジネスを通して、【アイ・オーダー】さんの存在を知りました。数ある中から、アイ・オーダーさんに決めたのは、レスポンスがものすごく速かったことと、口コミ等の評価が良かったことです。

アイ・オーダーさんの担当者が決まり、当社の現状を全て診断して頂き、1年間の目標・計画を決め、3ヵ月毎の両社のやるべき事リストを作りました。(これは、今でも続けています)

アイ・オーダーさんの良い所は、企業として、何千の楽天出店店舗を見ているので、成功した店舗や失敗した店舗の軌跡を知っていることです。そして、当店に対して客観的にアドバイスをして頂けることです。

アイ・オーダーさんのある幹部の方に、こんな質問をしたことがあります。

私「どうしたら、売上げが上がりますか? 成功します?」

幹部さん「今まで、見てきた成功しているところは、色々な企画やページ作りをトライ&エラーで、成功するまで何度でもチャレンジしていますよ。成功に王道はありません。良いと思うことはチャレンジしてください。そのお手伝いは全社でしっかりさせて頂きます」

と、心強いお言葉を頂いたのは、今でも深く心に残っています。

また、その幹部方には、当店でちょっと仕事に対して腐っていた社員に対して、インターネット販売の素晴らしさを1時間も電話で説得して頂いたこともあります(笑)
その後、その社員は吹っ切れたように仕事をしだしました(感謝)

今では、アイ・オーダーさんの担当者を当社への出向社員のように思うようになっています。
毎朝、声を聞かないと不安です(笑)
当社にとって、アイ・オーダーさんは、単にページ作成やメルマガ作成の会社という位置付けではなく、共に闘い、喜び、悲しむ、同志だと思っています。

今後とも宜しくお願い申し上げます。



唐辛子への道 伊藤様
今回は取材のお時間を頂き、誠にありがとうございました。